科研費って何よ?研究者向けアルバイトの経験から

すっかり更新が遅くなり、申し訳ないです...

私は阪大に来ている博士課程の留学生のためにアルバイトをしています。内容としては「日本語で書かれているアンケートのテキストを英訳する」といったものです。(したがって高度な知的労働というわけではないのですが...)

さて、今回のお話は「私のアルバイト代の出どころ」を巡るお話。

さて今回のアルバイトを始めるにあたり契約書を書いたのですが、そこにはこんな項目がありました。

「運営費交付金」「受託・共同研究等」「奨学寄附金」「科学研究費補助金
という「今回の財源はどこなの?」というものです。

今回は「運営費交付金」と「科学研究費補助金」について考えてみます。

2017年度の運営費交付金の方針についての文科省資料です。

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/01/__icsFiles/afieldfile/2017/01/12/1381033_1.pdf

端折って書くと、各大学の独自の強みを生かすために、選択と集中の方針で資金を大学に投入する。また年度ごとに成果の確認を行う、というものです。

重要なのは各大学は明確に1から3までランク付けされているということでしょうか。
面白いくらい大学のブランドとランクが一致しているのはノーコメントということで。

次に「科学研究費補助金」(いわゆる科研費)について考えてみます。
日本学術振興会(通称学振)がメインで運営しています。学振という名前は私にとっても他人ごとではないです...


さてこの研究費は「優秀な研究者の研究に割り当てる」ものです。従って大学から分配されるものではなく、研究者の資金になります。もちろん決まった用途以外で使うことは犯罪です。最近の研究費流用問題はこのあたりが問題になっているようです...
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私のアルバイトのお金は科研費から出ているため、先生方の成果が出ずプロジェクトが中止に追い込まれた場合、私もクビ...ということになります。

先生方の収入事情を知り、少し大変だなあ...と感じたのでした。