注意をコントロールせよ~マジックと認知心理学

こんにちは、ばーどです。

認知心理学の世界では「注意」というものが非常に重視されています。

「注意」はヒトの認知における重要なものであるだけでなく、記憶のためにも必要です。Atokinson&Shifrinは感覚器(例えば目)に入った刺激(音などもそうです!)を向けないと一瞬で忘れてしまうと説明しています。

逆に注意を向ければその情報を30秒程度保持できるとされています。

さて、今回は注意とマジックの関係性についてです!
マジックは相手の目の前で驚くべきことを見せるわけですが、そのときには「種か仕掛け」が必要になります。(夢がなくてごめんなさい...)

ということを読んだうえで、この動画を見てみてください(TEDなので英語ですが映像だけ見てくれればok)

www.youtube.com
さて、オチまで見た方はお気づきでしょうが、実験参加者に渡されたものは全てロビンス氏がばれないように盗み取ったものです。

私たちはこの動画を熱心に見ていたにも関わらず(正確には見ていたからこそ)気づけない...という皮肉なことが起こるわけで...
マジシャンは「注意を操るプロ」なんだなあと感じました。

今後マジックを見る時は「絶対に見破ってやる!」と思わずに見たほうが意外と見破れるかもしれませんよ。

※阪大には基礎心理学、応用認知心理学の2つの研究室がありますが、どちらでも注意に関する研究はできるはずです。