その心理学部、本当に大丈夫?基礎分野と臨床分野

現在国公立大学の出願期間中、というわけで今回も受験生向けのアドバイス記事にします。

私は受験生の進路決定をお手伝いをする仕事をしているため、受験生から「心理学部に行きたい!」などという相談をよく受けます(おそらく阪大だからというのもありますが…)

ただ皆さんの様子を見ていて「その志望校で本当に学びたいことを学べるの?」
とツッコみたくなることが多いので今日はそんな記事を…
受験生の方で志望校を決めかねている方がいればぜひ参考にして欲しいです。

1.臨床心理士(公認心理師)と大学受験
受験生が心理学に関心を持つ最大のきっかけがこれ。多くの生徒さんが「カウンセラーになりたい、臨床心理士になりたい、だから心理学科に行こう!」と話してくれます。

ただ臨床心理士になるためには大学院修士までの6年間のスケジュールを考えて受験校選びをしなくてはなりませんし、公認心理師になってさらに難しくなると思います。

また、受験生が夢を持っているほど臨床心理士は生活しやすい仕事ではないですし、生生しくて汚い現実をたくさん見ることになります。
※私の経験上です。そのことは近いうちにブログ記事にします。

本気で臨床心理士を目指す場合、非常に重要なのは教育学部系の心理学科」でないといけないということです。
(例えば東北大ならば文学部の心理コースと教育学部の心理コースがありますが、文学部系では取得できないと思います)

※文学部系の心理学科では認知心理学など基礎系の内容をやります。
臨床心理学よりもむしろ認知科学に近く、学際性の高い分野とも言えそうです。
こんな感じ↓

 

husbird.hatenablog.com

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臨床心理士と公認心理師になるためには異なる受験プロセスがあり(下の写真を見て)しばらくは両立していく形になるでしょう。

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大学受験生からすると入学時に「公認心理師を目指すのかどうかを決めなくてはならない」という少し厳しい内容ですね。

今後、阪大の内部の目線で臨床心理の資格やそれに関する授業がどのようになっていくか書いていきたいと思います。多少は社会人の方向けの記事にしていくつもりです...