研究者のタマゴ~心理学や統計学を語るブログ

研究者になってみたい学部生が心理学や統計学、英語などについて語るブログ。twitterもやってるよ!

研究を楽しむために!学部生目線の回答

こんばんは、ばーどです。

GWも終わり授業に行きたくなったりしなかったりしています...

 

数日前にある高校生の方からこんな質問を頂きました。

私の高校では、生徒たちが自らの自由な発想で研究をする授業があります。最近テーマ決めをすることになったのですが、なかなか決められません。

 

また、実験や研究の結果、当たり前の結果しか出なかったらどうしようと不安になってしまいます。

 

〇〇さんは卒論や研究などで気を付けていることはありますか、あったら教えてください。

若干書き替えたりはしていますが趣旨はこんな感じ。

私は自分への戒めも込めて回答を書いてみました。今回の記事はその回答です

 

〇〇さんも高校時代の私と同じ心配してる!と思いましたが、「そんなに心配しなくても大丈夫」と教えてあげたくなりました。大学で研究をしていくための準備だと思って、楽しみながら(成果は求めず)やってもらえると嬉しいです。

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まずは心構えから!
1.当たり前のことを証明するのも非常に大事(だと考えよう)
私は現在民間の研究所で研究インターンをしていますが、そこでは「体感的には当たり前だと思われてることが、実際のデータでもそうなのかを確かめる」ことをしています。

 

そんな感じで、当たり前のことが正しいと証明すること自体が、実は結構な研究成果だったりします。(だから追試は大事なんです!)

 

2.成果は気にしない
少なくても大学学部生の卒業研究(個別で学会発表を目指す場合は別)までは成果は問われません。→つまり論文を書く行為そのものが重要ということ
結果がクソ!みたいなものになってしまっても、最低限の考察などの体裁が整っていれば受理されます。

 

なので「成果を出さねば!」と焦らないのが(学部生や高校生には)大事。
そうすることで落ち着いて研究が出来て思わぬ成果が見られることもあります。

 

私の研究所の上司も、「実験と研究は失敗が当たり前」とおっしゃっているので安心して!

 

筆者注.

この上司はこの記事にも出てきます。良ければ見てみてください。

 

husbird.hatenablog.com

 

具体的にすることとしては、これから書く3つのことが大事だと思います。

3.基礎知識を身につける
大学生であれば、「先行研究を読もう」となりますが、高校生であれば「教科書やその分野の基本的な解説書を読もう」ということ

 

基礎知識があることで、あの研究とこの研究ではこの部分が足りない!と思えるようになるはず。

 

4.実験ノートを残す

先生から言われているかもしれませんが、実験ノートを残しましょう。
これは研究不正から身を守るために役立つ...のもそうですが、研究の振り返りをして実験の考察をする際に使えます。

実験のノートにはデータ、研究で読んだ先行研究、研究の着想のきっかけなど全てを書き込んでいきましょう。

 

5.結果と考察は分けて書く
研究所の上司から非常にうるさく言われていることです。
結果(得られたデータは何か)と考察(データからどのような解釈が出来るか)は必ず別にしましょう。

 

回答は以上ですが、最後に一つだけ。私の尊敬する研究者の方が書いていたことを紹介して終わりにします。

「科学は苦しいもの、という思い込みは捨ててください。そして科学に誠実でいてください」

研究の一歩を踏み出した〇〇さんのお役に立てたなら嬉しく思います。

 

こんな感じの回答を書いていました。私も肝に銘じて頑張らなければ...