研究者のタマゴ~心理学や統計学を語るブログ

研究者になってみたい学部生が心理学や統計学、英語などについて語るブログ。twitterもやってるよ!

日大広報はなぜやらかしたのか?(想像です)

こんばんは、ばーどです。

さきほどしたこのツイートが5000インプレッションも行くということで、かなり伸びております...

 

というわけで、今回日大がなぜやらかしてしまったのかを想像してみたいと思います。
(あくまで想像ですし、職務上書けないところはぼかしています)

 
1.大学の広報のお仕事

実は2つあります。1つ目は攻めの広報。
例えば「こんな研究成果でました!」とか「オープンキャンパスやります!」とかいう人たち。
もう一つは守りの広報です。今回の日大の広報や、加計学園問題でゆれる岡山理科大が「コメントできない」などというもの。


(広報をやりたい!という学生は多いですが、不祥事対応のことも考えてるんですかね就活生は...)

 

この広報する場所が同じ部署の大学もあれば、違う部署の大学もあるようです。どちらにもそれぞれ大変なところはあるようですが、違う部署だとしがらみという形で対立が生まれるそう(他大学の職員曰く)

2.守りの広報は意思統一が大事
言うまでもなく、大学としての公式見解は職員が中心となる広報によって出されます。トランプ氏のようにツイッターで放言するわけではありません。

おそらくですが、大学としての反応が遅いのは「幹部同士の意思疎通が必要」だからです。しかもこの幹部は教員が中心になっており(少なくとも日大の学長は教員出身です)事務方の職員から理事になるルートは限られています。

このように出自が異なる人、しかも比較的プロパーが多い職員と入れ替わりの激しい(日大はそれほどではないでしょうが)教員ですから対立するのは当たり前、意思統一には時間がかかります。

そのため、(公式見解を出すのは学内から反発が大きそうなので)「コメントすることはない」となるというわけです。(失言しないための防衛的施策とも言えます)

3.大学と不祥事対応
今年は大学の不祥事が多いですが、大学によって話題にはなったものの比較的早く火消しできたところと、全国的な批判を浴び入試に響きかねない大学があります。

それについて私はこんなツイートをしました。

 書いてある通り阪大、京大は強く批判されたとはいえ、ミスに気付いた以上速やかな謝罪と阪大は総長自ら直接謝罪、賠償金支払いと比較的速やかに動きました。結果として両大学ともに例年並みの入試倍率の維持に成功しています。

翻って日大は「監督は選手にタックルを強要していない」という立場を繰り返し表明している以上長期化することは避けられません。(その理由については憶測が多いのでコメントは避けます)

4.大学と学生どっちを守るの?
今日のNHKニュースウォッチ9の中で有馬アナウンサーが「学生を守るはずの大学のはずが...」と発言しましたが、職員の立場からすれば、「無理をして一人の学生を守るより、大学全体の名誉、学生を含む構成員全体の利益を守る」のが仕事です。

今回の日大の場合、タックルした選手を守るより、監督を擁護したほうが利益が(法人としての利益が)大きいと判断したのではないでしょうか。
実際にはうまくいっていないようですが....

以前あった誘拐事件を起こした学生に対する千葉大の学位取り消し、論文ねつ造に対する博士号のはく奪、などはその典型と言えます。また大学によっては大学の不利益になる学生を懲戒処分とできるとしていることもあります。

細かいことはどうなのか、私自身も分からないことは多いですが、職員の立場から思ったことを書いてみました。職員の方、意見がある方はコメントを頂けると嬉しいです。